ポルトガル・トレード

BLOG

ロマネコンティやシャトーマルゴーと肩を並べる「アルヴェス・デ・ソウザ」

ワイナリーを訪問してきました

現在ポルトガルにいます。

当店とお付き合いがあるワイナリー「アルヴェス・デ・ソウザ」を訪問してきました。

以前の記事でもご紹介していますが、家族代々続くワイナリーで、

現在ワイナリーの責任者となっている息子ティアゴさんも、

まだ現役でがんばっている父ドミンゴさんも、

ポルトガルで最も有名なワイン産地「ドウロ」でベスト生産者に何度も選ばれているほどの実力です。

地域の生産者が問題があれば、彼らに相談にくるほどで、

もちろん彼らは地域の発展のために他のワイナリーにも惜しみなく知恵を与えます。

 

80年代以降のポルトガルワイン

ポルトガルワイン=ドウロワインと言っても過言でないほど

ドウロはポルトガルにおける超有名産地です。

もとはポートワインが作られていたので有名でしたが、

80年以降、徐々にドライワイン(普通の白・赤ワイン)も知名度が上がることに。

その起因となったのが父ドミンゴによるドウロワインの革命。

 

1756年に、原産地呼称制度を初めて制定したのがこの地、ドウロ。

フランスやイタリアよりも早くからこの制度を採用し、伝統を守り続けている土地です。

規制は厳しく、ポートワインを作れる量というのも規制で決まっています。

 

もとはポートワインで有名だったドウロはポートワイン以外はあまり気にかけず、

せっかく作った優良なブドウも、ポートワインに使えない分は適当なドライワインを作っていました。

それを何とかしなければと立ち上がったのが父ドミンゴ。

せっかくの優良なブドウで適当なワインを作るのではもったいないと、

世界に認められるドライワインを作るべく立ち上がったパイオニア。

地域の人の意識改革と共に質のいいドライワインが作られ始め

今ではドライワインでも世界的に有名なワイン産地に。

 

ロマネコンティやシャトーマルゴーにも匹敵するそのクオリティ

ドウロワインに革命を起こしたアルヴェス・デ・ソウザは

ポートワインのみならず、ドライワインでも世界の有名ワイナリーと肩を並べる存在に。

Meininger’s FINEST 100で世界のトップ100ワイナリーにも選出されるほど。

トップ100に選出された中にはおなじみのシャトーもづらり。

ここでの大きな違いは商品の値段。

良くも悪くもフランスやイタリアに比べまだブランド力には欠けるポルトガルは、

同等品質のものが、有名シャトーに比べると10分の1以下で手に入ります。

 

イギリスの世界的に有名なワイン誌Decanterでは

ポルトガルのワイナリーとしては初めて雑誌の中でとりあげられました。

 

息子ティアゴさんのワイン作りへのこだわり

アルヴェス・デ・ソウザがここまで飛躍したのには、

やはり作り手の良さがなんといっても欠かせません。

今回の訪問で迎えてくださった息子ティアゴさん。

彼はワインメーカーとしてのこだわりを熱く語ってくれましたが、

そこには本当の何の秘密も隠さない、彼の技術や知識が盛りだくさんでした。

 

まずはドウロの地形についての説明を受け、

今までの経験と今後の未来を見据えて、

どのような品種を栽培するのがいいのか、

機械が入れるような作りにするのがいいのか、

あるいは、従来通り手作業の作りにするのがいいのか等

色々語ってくださいました。

 

2016年に改築したワイナリーでは、ティアゴさんのこだわりがぎっしり。

酸化の影響をより受けやすい白ブドウ品種は畑寄りのバットへ入れることや、

畑ごとで必ず異なるバットへいれ発酵させること、

そうすることでその畑をより理解し今後へ生かすこと。

ブレンドするのは必ずバットの中で準備ができたものだけで、

まだ時が来ていないジュースの状態ではブレンドしないこと。

樽熟成はなんと樽をオーダーしている会社から、会社にある全商品を購入し、

それぞれの樽に入れて熟成させることでどのような味わいに変化が生れるかを観察。

フレンチオーク、アメリカンオーク、ポルトガルオークまで

様々な樽を使い常に勉強をしている作り手。

伝統的には足踏みで行うラガールも、

息子ティアゴさんはオーダーメイドで

より自分の管理下でプレスができるよう機械を開発していました。

とかとかとかとか、まだまだ他にも書いていたら日が暮れてしまうほど。

 

とにかく畑からワイナリー内どこでも徹底した管理ぶりに脱帽。

 

 

テイスティングタイム

しっかりと商品が出来上がるまでの過程を勉強させていただいた後の試飲時間。

説明を聞いてそれだけの思いが詰まったものだと思うとなんとも感慨深い。

というのは、エモーションの部分。

エモーショナルな部分を除いてもさすがのクオリティで、

これが世界が認めるアルヴェス・デ・ソウザかというのを感じました。

当店でも赤とポートは扱いがあるのですが、

白の品質も非常に素晴らしく、

とにかく彼らのワインを当店で扱えるということを誇らしく思った時間でした。

 

「キンタ・ダ・ガイヴォーザ20年タウニー」は

彼らにとっては特別な想いのあるワイン。

20年樽熟成させるだけの時が経過しているだけに、

出来上がるまでには3世代が関わっているとのこと。

わたしも大好きなポートワインです。

 

当店で取り扱いがあるワインはこちら

今回ワイナリーを訪問し、強烈な印象を受け、

なんとしてでも彼らの素晴らしいワインを日本の方にも味わっていただきたいと、

ただただそれだけです。

微発泡の安いヴィーニョ・ヴェルデが日本でも出回り、

ポルトガルワイン=安くて美味しいのイメージも若干定着しつつありますが、

「安くて美味しい」は確かに正しいのですが、

ハイクオリティのハイランクのもののコスパの良さ、品の良さ、格式の高さもしっかり理解していただきたく、

「フランスワインなら高くても買うけどポルトガルワインに高いお金は払いたくない」とか

そういうブランドありきの考えがなくなってほしいと切に願います。

高いといっても1万円程度で手が届くのがポルトガルワイン。

フランスだと10倍の値段。

是非ポルトガルワインのパイオニアとなったアルヴェス・デ・ソウザのワインを味わってみてください。

 

ご購入はウェブサイトから

・キンタ ダ ガイヴォーザ (赤・ドライワイン)

・キンタ ダ ガイヴォーザ 20年タウニー (タウニーポート)※こちらの商品は一度開栓しても1年は品質おちません

・アルヴェス デ ソウザ ヴィンテージポート ハーフサイズ (ルビーポート)

・アルヴェス デ ソウザ ヴィンテージポート フルボトル (ルビーポート)

・キンタ ダ ガイヴォーザ LBV (ルビーポート)

 

過去の記事も併せてお楽しみください。

覚えてほしい超優良優秀生産者

 

 

< BACK

最新の投稿
カレンダー
2021年10月
« 4月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
アーカイブ

    • 2021 (2)
    • 2020 (2)
    • 2019 (15)
    • 2018 (26)
    • 2017 (58)
    • 2016 (16)
カテゴリー