キンタ・ダ・デヴェザ/Quinta da Devesa 2020【赤ワイン】
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生産者Quinta da Devesaのブドウ畑は、ブドウ畑への介入を最小限にとどめる厳格な体制をとり、他生物との共存の下、ワイン造りを行っています。畑はドウロ川とコルゴ川の合流点を見渡す岬に位置し、高さ60 mから最大500 mの高さで、南向きの日当たりの良い場所、自然の涼しい風が吹く有名生産地の中でも最高の立地にあります。
【内容量】
750 ml
【相性のよいお料理】
ビーフシチュー、すき焼き、煮込みハンバーグ
【地域】
ドウロ
【ブドウの品種】
トゥリガ・ナショナル、ティンタ・ロリズ、トゥリガ・フランカ、ティンタ・バロッカ
【アルコール度数】
14.00%
【テイスティング】
色は濃いルビー色。フルボディ、タンニンは柔らかでしっかりとした濃い果実(赤いフルーツ)のアロマ。伝統産地ドウロを表現するに相応しい、ブレンドの複雑な構成。フルーティでジューシー非常にバランスがとれた味わいで、酸が美しい。
【サービング】
約16-18℃でサーブ。
【保管方法】
直射日光を避け、18℃を超えない一定の温度で保管。
Quinta da Devesaはポルトガルで最も有名で伝統産地、ドウロに位置します。
ドウロは1756年に、世界で最初に原産地呼称管理法を制定しました。
現在ではAOC,DOC,DOなどありますが、それの始まりの地で
昔から法の元でワイン造りを厳格に規制している超伝統産地です。
1941年から現在のファミリーが畑を所有し、家族経営のワイナリーです。
畑は、ドウロの中でも絶好の場所に位置し、ちょうどバイショ・コルゴとアルト・コルゴをまたぐ、境目にあります。
世界遺産にもなっているドウロの絶景を見渡せます。
ドウロは古くからの産地で、当初まだ区画整備が整っていなかったり、そもそも険しい斜面に畑が広がることから、
機械作業は難しく、昔から変わらずブドウも手摘みで丁寧に行われています。
また、ドウロのオールド・ヴィンヤードは「混植」も特徴的です。
昔からの畑では、1つの区画に複数のブドウ品種を一緒に植え、正にブレンドは畑で行われています。
そのため、昔からの畑で、たくさんのブドウ品種が混植されていた場合、
現在もはや何の品種が植わっているのかということが把握しきれていないことは度々ありますが、
1つ言えることは全てがドウロ地区に根付く、ドウロ地区の多彩なネイティブ品種ということです。
このため、畑は混植でない場合でも、ワイナリーで複数のブドウがブレンドされることが多く、
ドウロはブレンド文化が根付いている場所でもあります。
Quinta da Devesaはナチュラルなワイン造りを行っています。
ブドウ畑は最小限にしか人が介入せず、害虫や病気などを予防するための薬品等はほとんど使われていません。
ブドウの列の間に蒔かれたカバークロップの使用は、湿気を防ぎ、侵食対策と同時に、土壌に有機物を与えます。
カバークロップは、不要な雑草に対する防御であり、食物連鎖の重要な部分である昆虫のための代替生息地を提供します。
このように、ブドウ畑は鳥、爬虫類、哺乳類の健康的な生息地を提供し、生物多様性とバランスのとれた持続可能な環境を可能にしています。
「キンタ・ダ・デヴェザ」は、
ドウロの醍醐味である、ドウロのネイティブぶどうのブレンドが楽しめる
豊かなボディとアロマ、複雑さが特徴的なワインです。